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サステナビリティ

環境への取り組み



基本姿勢

当社は生産に必要な資源やエネルギーはもちろんのこと、さまざまな点で自然から多大なる恩恵を受けて事業活動を行っています。これを念頭に、地球環境をより良い状態で次世代に引き継ぐための活動を、あらゆる事業の場面で自主的かつ積極的に行っています。私たち人類にとって、地球環境はかけがえのないものです。当社は、環境を守ることが企業の責務であり、経営の重要課題であると考えています。

ISO14001への対応

環境保全活動を組織的に運営していくため、本社事業所、音羽事業所、御津事業所の3つの全事業所においてISO14001の認証を取得しています。


1
環境問題に積極的に取り組み循環型社会を追求する
2
地球環境の保全に役立つ技術開発を指向する
3
公害防止、省エネルギーに配慮する
4
製品の再資源化に注力する
5
良好な環境の維持向上に努める

推進体制

社長を環境最高責任者とする推進体制を構築しています。
また、対象部署では各部長を環境保全責任者、各課長を環境保全推進者とし、部署ごとに1名以上の推進担当者を配置して活動の底上げを図っています。

脱炭素社会に向けて

施設内照明のLED化、省エネ機器の導入、社用車への次世代車両導入、太陽光発電の実態など、温室効果ガスの削減に取り組んでいます。

今後は生産工程を含めた業務効率の改善に重点的に取り組み、事業活動全体での脱炭素化を目指します。

エネルギー使用による二酸化炭素(CO2)排出量の推移

自社植林のアカシア材を製品に使用

弊社では、2004年5月よりマレーシア・サバ州で植林事業を開始しました。
そして2020年より成長したアカシア材を製材し、トレーラやトラックの床材として製品に使用しております。
伐採した後には、挿し木苗による再植林をし再びアカシアを育て森を再生しています。
これからもトレクスでは、持続可能な事業活動を行っていきます。

環境リスクを減らすために

定期的な排水の水質調査

当社は、環境マネジメントシステムを運用するにあたり、法令順守を大前提に管理を行っています。定期的に排水·騒音·粉塵などを測定管理し、違反につながる事例については、早急に改善を行い再発防止に努めています。

近隣住民の生活環境の保全

春と秋の年2回、事業所周辺にお住まいの方々へ騒音·粉塵·臭いなどでご意見がないか聞き取り調査を行い、地域住民の皆さまとの良好な関係を築くべく改善活動に役立てています。

車両プールの集約化

遠方に複数借りていた車両ブールを集約することで、事業所間の回送距離が大幅に減少し、CO2削減を行うことができております。

水質調査の様子

御津1区ブール

省エネルギー活動

モーダルシフト

完成品の陸送を行うにあたりフェリー輸送を積極的に活用することで、エネルギー消費効率の向上およびCO2削減に努めています。

自然エネルギーの有効活用

音羽事業所の屋上に太陽光バネルを設置し、自然エネルギーの有効利用と環境負荷の低減に努めています。

照明LED化

各事業所では順次照明のLED化を進めています。より明るい光を少量の電力で供給することが可能です。

音羽事業所屋上の太陽光発電バネル

音羽事業所メラミン塗装ブースのLED化

SOCフリー化に向けた取り組み

当社では、『欧州廃車指令(ELV指令:End of Life Vehicle』、業界団体である一般社団法人日本自動車車体工業会の『環境負荷物質自主取り組み基準』、およびお客様からの要求を踏まえ、2005年よりSOC[カドミウム·鉛·水銀·六価クロム)フリー化に取り組んでまいりました。
結果としてトラック系に続いてトレーラ系においても2010年度末に自主基準を達成しました。今後はエビデンスの徹底管理によるSOCフリー化の維持とともに、製品に対するお客様からの新たな化学物質管理の要求に適切に対応していくため、生産本部長をトップとする管理体制を敷き、化学物質の管理強化に取り組んでまいります。

溶接ヒューム規制対応について

溶接ヒューム[溶接のアーク火花によって蒸発した金属]にさらされることによる健康被害防止措置の取り組みの一環として、粉じん発生量により作業場ごとに電動ファン付呼吸用保護具、取替式防じんマスク、使い捨て防じんマスクの使い分けを行なうとともに、職場に正しいマスクの使用方法を掲示するなど、従業員が安心して作業に取り組めるよう環境作りを行なっています。

電動ファン付き呼吸用保護具

啓蒙ポスターを職場へ掲示

循環型社会に向けて

限りある資源を大切に利用するためにも、また廃棄物による地球環境への負担を減らすためにも廃棄物削減は重要です。
当社では事業活動で発生する廃棄物削減とリサイクル向上に努めており、90%以上のリサイクル率を実現しています。
今後はプラスチックゴミなどの廃棄物の総量削減に向けた取り組みをすすめてまいります。

総廃棄物量とリサイクル率の推移

産業廃棄物処理費用低減

スチレンやブラスチック・ビニールを社内で圧縮加工することで処理費用の低減を行っています。

作業の様子

圧縮加工された廃棄物



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